『基礎断熱』vs『床断熱』
生駒市・奈良市のZEH基準

広い入口のあるR+houseの注文住宅

『基礎断熱』をご存知でしょうか?一戸建て住宅で快適な暮らしを送るために必要な『基礎断熱』ですが、家づくりにおいてスポットは当たりにくいかもしれません。そこで今回は、『基礎断熱』について詳しくご紹介していきます。その中で、『基礎断熱』のメリット・デメリットや一緒に耳にしやすい『床断熱』との違いを紐解いていきましょう。またZEH基準でクリアすべき断熱性能について、VITAが中心に施工している奈良県生駒市・奈良市を具体例に解説します。

01 What is basic insulation?
『基礎断熱』とは?

『基礎断熱』とは、住宅の基礎であるコンクリート部分を断熱材で覆う施工方法です。「なぜ基礎部分に断熱材が必要なの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。『基礎断熱』は寒さが厳しい北海道で誕生しました。本来の施工法では断熱材を床下のみに施していましたが、より住宅の断熱性と気密性を保つために住宅の基礎にも断熱材を加工しました。『基礎断熱』を施すと床下も室温と変わらない温度になるため、特に冬場の断熱効果に優れています。『基礎断熱』には、3種類の施工方法があります。基礎内断熱と基礎両側断熱、そしてもうひとつ、基礎外断熱といって住宅基礎の外側に断熱材をかます方法がありますが、シロアリ対策が困難なためあまり普及されていません。この記事では、基礎内断熱をもとに説明します。


そもそも断熱材の役割って何?

断熱材と聞くと、熱を遮断するものというイメージをもたれることでしょう。その通りで、無機繊維系・木質繊維系といったさまざまな素材を使って、外気と室内の壁を作り、快適な室温を保つ役割を担っています。断熱材を施していない場合は、外気の暑さや寒さが室内に伝わりやすく、外気と大して変わらない室温になってしまう可能性が高いでしょう。さらに室内を適温にするためにエアコンをフル稼働させ、高額な光熱費がかかってしまうことにもつながります。断熱材を住宅に施すことは室温を快適に保つだけでなく、光熱費の節約にもなります。


02 The difference between basic insulation and floor insulation
『基礎断熱』と『床断熱』の違い

『基礎断熱』と『床断熱』の違いは、断熱材を設置する場所です。先述したように、『基礎断熱』は住宅のコンクリートでできた基礎部分に断熱材を設置します。一方『床断熱』は、住宅の1階床下に断熱材を施す工法となります。『床断熱』では、基礎部分は断熱層の外側になるため、外気と同じような温度になります。シロアリやカビの原因となる湿気を基礎内に発生させないために、外気から空気を取り込む通気口があるのも『床断熱』の特徴でしょう。断熱材をどこに設置するかで、床下の環境は大きく変化し、住宅の気密性に関係してくることを覚えておくといいでしょう。

03 Merit of basic insulation
『基礎断熱』のメリット

メリットとチョークで書かれた黒板

『基礎断熱』のメリットをご紹介します。


床下にエアコンが設置できる

『基礎断熱』の施工がしてあると、床下の空間も部屋と同じようにエアコンを効かせることが可能です。全館空調システムや床下にエアコンを設置しようと考えられている方は、『基礎断熱』が必須となりますので覚えておきましょう。


気密性が確保された暖かい家づくりが可能

『基礎断熱』が施された住宅では、床下に外気が通りません。そのため、床下の温度は室温とほとんど変わらず、冬であっても床下から冷気が入り込むことはないので、快適に過ごせます。室内に吹き抜けやリビング階段を作ろうとお考えの方は特に『基礎断熱』がおすすめでしょう。


省エネ効果が見込める

『基礎断熱』が施された断熱材の地熱を利用して、室内を夏は涼しく、冬は暖かくする効果があるので、省エネにもつながります。また基礎で使われているコンクリートには熱をため込む効果があり、エアコンで変化させた室温を持続させることができます。補助的な効果ではありますが、快適な暮らしの助けになってくれるでしょう。


水道管の凍結防止効果がある

冬になると出てくる問題が、水道管の凍結です。『床断熱』だと、凍結を防ぐ凍結防止帯を作動させるための電気代がかかってしまいます。『基礎断熱』であれば室内との気温差がほとんどないため、床下の水道管が凍結する心配はありません。


04 Demerit of basic insulation
『基礎断熱』のデメリット

デメリットとチョークで書かれた黒板

次に『基礎断熱』のデメリットについてお話していきます。

シロアリ侵入のリスクがある

そもそも『基礎断熱』は、床下を通気する必要がなく施工する際に床下を密封するので、シロアリ被害には遭いにくいのですが、完全に遮断というわけにはいかないようです。シロアリは風や明るい場所を嫌うため、蟻道を作って侵入します。『床断熱』であれば、床下を注意して見れば発見することが可能ですが、『基礎断熱』の場合はそうはいきません。一見侵入できなさそうな『基礎断熱』であっても、断熱材の中を通って柱に入っていく場合もあり、気づくのが遅れてしまうこともあります。防蟻処理された断熱材を使ったり、断熱材にシロアリが侵入できないように金属メッシュを施したり、シロアリ侵入対策をしっかり行いましょう。

カビが発生するリスクがある

住宅が完成後1~2年は、基礎となるコンクリートの水分が蒸発し続けます。コンクリートに含まれる水分が完全に抜けるまでの間は、蒸発する水分が原因でカビが発生しやすくなることも。カビを防ぐには、断熱換気口を3~4か所ほど設置したり、室内の床面に通気口を施し空気の循環をさせたりする方法があります。


05 Area division of energy saving standard & UA-chi
省エネ基準地域区分とZEH基準におけるUA値について

近年、ZEHやといった環境を配慮した取り組みが住宅設計にも関わっているのをご存じでしょうか?ZEHとは、先述した住宅の断熱性に注目し、住宅自体の省エネ性能を上げ、年間で計算した消費エネルギーの収入と支出の差を0にする住宅を指します。省エネ住宅を目指すために掲げられているのがZEH基準です。また省エネ基準地域区分といって、地域ごとに気密性の高い住宅を目指すための達成すべき基準が設けられており、全部で8区分あります。届出を行う住宅地がどの地域区分かで、求められる断熱性能は異なると覚えておくといいでしょう。省エネ基準地域区分をクリアするには、高断熱な家であることが必須になります。高断熱な家とは、室内外で熱の移動が少ない住宅のことを指します。その断熱性能はUA値という指標で表されます。UA値が低いほど熱が逃げにくく、断熱性が高いことを指します。


06 About UA-chi of Ikoma city and Nara city
奈良県生駒市・奈良市のZEH基準を満たすUA値

省エネ基準地域区分でいうと、奈良県生駒市は5地域、奈良市はほとんどの地域が6地域に分類されます。5と6地域はUA値もZEH基準も同じで、通常の省エネ基準でいえば0.87のUA値を満たす必要があります。ZEH基準を満たすには、0.6以下のUA値を達成しなければなりません。 奈良市は6地域に分類されていますが、奈良市旧都祁村が4地域に区分されています。4地域の場合、省エネ基準は0.75のUA値、ZEH基準は生駒市と同じ0.6以下のUA値が条件となっています。快適な暮らしのために断熱性能とZEHの数値は、話を進めている工務店やハウスメーカー等の住宅会社によく相談しましょう。

生駒市の風景


07 Let's take counsel!
高断熱のお家を建てるならVITAへお任せください

VITAでは、省エネ住宅に不可欠である高気密と高断熱へのこだわりをもって、高品質な注文住宅をご提供させていただいております。高断熱にこだわって住宅をプロデュースしているVITAは、奈良市・生駒市の次世代省エネ基準を大きくクリアしています。これまで培ってきた経験や地域ネットワークを活かし、住宅性能のことから土地探しまで、快適なすまいに関することならなんでもお答えします。
新築で注文住宅を検討中の方は是非、VITAへ一度ご相談ください。

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