2022年10月30日

注文住宅・建売住宅の違いは?<br>一戸建て住宅を建てる前に知っておきたい長所と短所

マイホーム購入のメリットとデメリット

新築一戸建てを購入する際の選択肢、「注文住宅」と「建売住宅」。どちらを選べばよいのかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?両者の違いをきちんと理解すれば、どちらが理想を叶えられる住宅なのかわかってきます。ここでは、注文住宅と建売住宅の違いを明らかにし、各住宅の長所・短所を解説していきます。

01 What is custom house?
注文住宅とは?
注文住宅 黒とウッドの組み合わせの家

まずは注文住宅の概要を見ていきましょう。注文住宅の特徴を簡単に説明すると、「土地を探して(購入して)家を建てる」ということになります。自分たちが描く理想のマイホームを実現する土地探し、住宅設計を比較的自由に行えるのが注文住宅です。土地を購入する際は、住宅の設計・施工会社があらかじめ指定されている「建築条件付き土地」と、特に制約のない「建築条件なし土地」の2種類があります。より自由な家づくりを希望する方は、条件のない土地を選ぶのがよいでしょう。


注文住宅の長所

注文住宅の長所は、家を建てる場所、住宅設計の自由度の高さです。まず、土地の選定から自分たちの希望を反映できます。そして、住みたい地域や土地の広さなどが自由に選べて選択肢の幅が広いことが魅力です。相続などで所有する土地があれば、そこに家を建てることも検討できるでしょう。好みの設計・デザインを手掛ける建築士や会社があれば、そこに家づくりを依頼できるのもポイントです。間取りはもちろん、キッチンやバスルームの設備、照明器具や外壁の色まで、多様な選択肢があります。また、建築現場の様子をチェックできるため、気になるところを問い合わせて不安を解消するなど、家づくりに積極的に関わることが可能です。

注文住宅の短所

土地と建物に関する自由度の高さがメリットの注文住宅ですが、こだわりを追求すればそのぶん価格も上がっていきます。注文住宅の短所は、予算オーバーになりやすいという点です。また、土地探しや各種契約、設計・施工会社との打ち合わせといったことに時間が割かれる点も頭に入れておいてください。注文住宅では、こだわりたい部分とそうでない部分にメリハリをつけ、予算を無駄なく使う必要があります。土地と建物を別で購入することから住宅ローンが複雑になりがちな面もあるため、「お金」に関する知識も身につけておくとよいでしょう。


02 What is ready-built house?
建売住宅とは?
住宅イメージ 建売住宅

次に、建売住宅の概要を見ていきます。建売住宅は、土地探しからスタートして家を建てていく注文住宅と異なり、「土地付きの家を買う」というシステムになっています。不動産会社などが用意した土地に家が建てられ、土地と建物がセットで販売されているのが建売住宅です。一般的には住宅が完成した状態で売り出されていますが、中には未着工・未完成の状態で購入できる物件もあります。


建売住宅の長所

建売住宅は販売価格が明示されており、予算内で検討、購入しやすい点が長所です。完成物件・未完成物件とありますが、どちらも建築確認の際、建築計画が法令・規定に適合しているかどうかは審査済みであるため、購入や入居に支障はありません。完成物件の場合は間取りや日当たりを自分の目で確認できるため、生活動線や家具配置のイメージがしやすいのもポイント。土地付きであることや、建物の建築計画が決定していたり完成していたりするため、注文住宅に比べると契約・打ち合わせにかかる時間が少なく、購入・入居までがスムーズに進みます。また、住宅ローンもシンプルなものを利用できるなど、各種手続きがわかりやすいのもメリットです。

建売住宅の短所

建売住宅は、良くも悪くも平均的な住宅であることがほとんどです。注文住宅のような細部にわたるこだわり、広い庭などが期待できる物件は少ないといえます。未着工・未完成の物件なら床材や壁紙の色といった多少の選択肢はあるかもしれませんが、間取りや設備などを変更するのは非常に難しいでしょう。完成物件の場合、建築現場の様子がチェックできないのも短所です。作り手との関係が希薄であるため、万が一手抜き工事があってもわかり辛く、構造上問題ないのか?という不安を抱く可能性もあります。見た目以上の確実な性能を確認したい際には、「住宅性能表示制度」を利用するという方法もあります。


03 Livable area
奈良県内で住みやすいエリアは?

ここまで、注文住宅と建売住宅の違いや特徴をお伝えしてきました。では、奈良県で実際にマイホームを建てるとするとどの辺りがよいのか?人気のエリアをご紹介します。

近鉄生駒駅
生駒市の生駒駅エリア

生駒駅は、近鉄奈良線・生駒線・けいはんな線が乗り入れる主要駅です。大阪中心部へのアクセスが良好であるため、駅周辺は大阪のベッドタウンという位置づけで人口が増加しました。駅前には百貨店や商店街があるほか、住宅地にも飲食店やショップがあり、散策も楽しめるエリアです。生駒駅から比較的近距離にある生駒市軽井沢町は、豊かな自然と都市機能が共存する住環境が魅力の地域。住宅地として人気で、生活の利便性と緑に囲まれた暮らしを実現するには最適のエリアです。

奈良市の学園前エリア

住宅地として開発されてきた経緯のある学園前駅エリア。近鉄奈良線の学園前駅は、特急電車も停車する乗降客の多い駅で、駅前のバスターミナルからは各住宅地行きのバスが発着しています。生活の利便性が高い一方、社寺仏閣などの歴史的建造物や美術館、公園といった施設と美しい水辺の風景を併せ持つ魅力的なエリアです。奈良市学園南は、学園前駅から徒歩10分前後とアクセス良好。学校やスーパーといった生活利便施設も整う立地で住宅地として人気を博しています。


04 Let's take counsel!
注文住宅をお考えの方は、
「VITA ARCHITECTURE」にご相談ください!

本記事では、注文住宅と建売住宅の違いを解説しました。それぞれ異なる長所・短所を持つため、マイホームにおける理想と現実を再確認し、どちらの住宅が自分たちに適しているのか、検討してみてください。そのうえで、マイホーム建築を進めるときは、まずはお近くの工務店やハウスメーカー等の住宅会社に相談してみると良いでしょう。

奈良県生駒市・奈良市を拠点に、「理想の暮らしをカタチにする」住まいの総合サービスを提供するVITAでは、デザイン・性能・コストパフォーマンスを追求した注文住宅をご提案しています。家づくりにおいては、土地探しも含めたトータルサポートでお応えするのが強みです。注文住宅に関するご相談は、VITA ARCHITECTUREまでお気軽にお問い合わせください。

VITAの開催するイベントを見てみる

注文住宅の土地探しを始めた方必見!生駒市で土地購入前に知っておきたい基礎知識

一戸建て住宅と土地

新築で注文住宅を建てるにあたり、最初の大きなステップとなるのが土地探しです。しかし、土地探しに難航するケースが多いのも事実。そのため、土地の購入に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、土地探しを始めた方に向けて、土地購入前に知っておいたほうがよい情報や奈良県生駒市・奈良市の災害情報や土地相場についてもお伝えします。

01 Point
土地購入前にチェックするべきポイントとは?
土地選びは、住宅づくりに大きく影響する部分です。また、同じ地域でも利便性や土地の形状や広さによっても価格に差が生じます。まずは、土地購入前にチェックしておきたいポイントを押さえておきましょう。


住宅を建てられる土地であるか

販売されているからといって、すべての土地が住宅の建築可能な土地であるとは限りません。都市計画法により、土地計画区域内で市街化区域に定められている地域のみ、住宅を建てられます。また、市街化区域内であっても住宅が建てられない場合もあるので、土地購入前に宅地用として建築能な土地なのかをチェックするようにしましょう。

地盤が丈夫で災害に強い土地か

地盤が弱い土地に住宅を建てると、大きな地震や暴雨に遭ったときに住宅が耐えきれず、破損したり倒壊したりする可能性があります。そのため、過去に液状化現象や地盤沈下が起こった土地は、なるべく避けるほうがいいでしょう。国土交通省がハザードマップを公開しているので、土地購入前には、どのくらい災害の危険があるのかを確認するとよいでしょう。

隣地との境界線がきちんと定まっているか

土地によっては、隣地との境界線が確認できないことがあります。きちんと境界線が定まっていない場合は境界確定測量が必要となり、手間がかかるだけでなく、隣人とのトラブルを招く可能性もあるのです。そのため、きちんと境界線が定まっている土地のほうが安心でしょう。

希望の住宅が建てられる建築条件か

土地によっては、土地によって住宅が建てられる面積に限りがあります。広い土地だとしても、規制が厳しいで、建物の面積が思ったよりも小さい場合も生じるのです。建ぺい率や容積率などから住宅面積を算出し、イメージ通りの一戸建て住宅がきちんと建てられるのか確認しておきましょう。

周辺の環境は充実しているか

土地購入時には、実際に住んだ後の生活をイメージすることも大切です。スーパーや病院、ドラッグストアなど、日常的によく使う施設の充実度を確認しておきましょう。子どもがいる家庭は、通学のアクセス状況や小学校などの教育施設、公園などの公共施設も生活に大きく関わる部分なので、必要な施設が網羅できているのかも重要です。


02 Check

こんな土地には気をつけよう!注意するべき土地の特徴とは?
旗竿地

土地購入後に後悔する前に、注意すべき土地の特徴を押さえておきましょう。


特殊な形状をしている

売地のなかには、細長い土地や三角形の土地、旗竿地といった、いびつな形の土地があります。特殊な形状の土地の場合、周辺相場と比較すると安く購入できたり、税務上の評価が低くなりやすいので税率が抑えられたりするケースもあるのです。
しかし、住宅会社によっては特殊な形状の土地には住宅を建てられないケースもありますが、一方で特殊な形状を得意としている場合もあります。
理想のマイホームに近づけるために、特殊な形状での建築を検討する際は、まずは工務店やハウスメーカーに相談することをおすすめします。

周囲よりも低い位置にある

周囲よりも低い位置にある土地は、大雨などで雨や地下水が流れ込んでくる可能性があるので注意が必要です。トラブル防止のために、盛土で地盤改良したり排水設備を設けたりしますが、その分コストがかさんでしまいます。そのため、土地の値段だけで判断することは避けたほうがいいでしょう。

土地の前の道路に消火栓がある

土地によっては、目の前の道路に消火栓がある場合があります。その場合、道路交通法第45条第1項によって、駐車禁止の場所が指定されているのです。そのため、希望の場所に車庫が設けられず、思い通りの住宅にならない場合もあります。希望通りの住宅を建てるためにも、消火栓の有無を確認しておきましょう。


03 Disaster information
奈良県生駒市・奈良市の災害情報
ハザードマップ

奈良県は、他県と比べると災害の少ない県です。
奈良県生駒市のハザードマップによると、富雄川流域や竜田川流域といった河川周辺に注意が必要のようです。奈良県では、過去に幾度か洪水被害がありましたが、生駒市においては目立った浸水被害が起こっていません。
河川周辺以外は、特に災害に気をつけるべき地域はないようです。

あわせて、奈良県奈良市のハザードマップを見ると、河川周辺が氾濫想定区域に指定されています。過去に、1953年や1965年に佐保川や岩井川一帯で氾濫が発生したこともありますが、大雨に伴う災害は極端に多い場所ではありません。


04 Market price
奈良県生駒市・奈良市の土地価格相場はどのくらい
奈良の町並み 奈良県奈良市

奈良県生駒市・奈良市エリアの土地価格相場はどれくらいになるのかチェックしてみましょう。今回は、坪単価を紹介します。


奈良県生駒市の土地価格相場は?

奈良県生駒市の土地価格相場は、31万円/坪です。前年に比べ、わずかに上昇。駅から徒歩20分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加しています。

奈良県奈良市の土地価格相場は?

周奈良県奈良市の土地価格相場は、32.7万円/坪です。近年は、土地面積が100平方メートル未満のファミリー世帯向けの土地が増加しています。


05 Let's take counsel!
注文住宅を建てるなら住まいの総合サービス
VITA ARCHTECTURE(ヴィータアーキテクチャー)へ!

土地探しは、注文住宅を建てるうえでの第一歩。そのため、理想通りの住宅を建てるにはよい土地を見つけることが重要です。VITAでは、Century21として不動産も取り扱っています。そのため、しっかりとした土地探しのサポートも可能です。
生駒市・奈良市周辺で注文住宅の建築を考えておられる方は、ぜひVITA ARCHTECTUREまでお問合せください。

関連記事:注文住宅の土地探しにはポイントがあった!良し悪しを見分けるコツ
関連記事:【生駒市の注文住宅】ハザードマップで見る土地探しのポイント
関連記事:生駒市で水害リスクのあるエリアは?安心して暮らせる注文住宅の土地選び

VITAの開催するイベントを見てみる


注文住宅の土地探しにはポイントがあった!良し悪しを見分けるコツ

一戸建て住宅の土地探し

新築で注文住宅を建てるとき、重要となる土地探し。できるだけ条件のいい土地を、費用も抑えて予算内で購入したいものですよね。果たして、どのようなポイントを押さえて土地を決めると良いのでしょうか?
今回は、一戸建てで注文住宅を建てるときの土地探しの際に押さえるべきポイントと、土地の良し悪しを見分けるコツ、奈良県生駒市と奈良市の坪単価やエリアの特徴までを一挙にご紹介しましょう。

01 Point
土地探しで押さえるべきポイントとは?
まずは、土地探しの際に知っておきたいポイントについて解説しましょう。


利便性を考える

生活の中心となる家を建てる際には、利便性のいい土地を選ぶことが重要です。最寄り駅との距離や通勤・通学にかかる時間はあらかじめチェックしておきましょう。
また、日常的な利用が予想されるスーパーや商業施設、病院が近くにあるのかという点も確認しておくことがおすすめです。

エリアの特徴を知る

売り出されている土地がいつ開発されたのかによって暮らしている人々や街の雰囲気に違いがあります。もともと整備されている住宅街であれば、長くその土地で暮らしている高齢者も多くいらっしゃるでしょう。新しく開拓された住宅街であれば、比較的若い世代が集まりやすい傾向にあります。
土地を購入する際には、これから長く暮らしていく街の雰囲気をあらかじめイメージしておくことが大切です。


将来変化する住環境を知っておく

現状、利便性が良くないエリアであっても、今後開発が進むことによって暮らしやすくなる場合もあります。通勤のしやすさや実家に近いというメリットはあるけれど利便性が悪いといった場合には、再開発がないかチェックしてみるといいかもしれません。


02 Tips

良い土地と悪い土地を見分けるコツ
一戸建て住宅と方位

家を建てる場所には、どのような土地が向いているのでしょうか?
良い土地と悪い土地を見分けるコツをご紹介しましょう。


日あたりと風通しの良さをチェック

快適に長く暮らし続けるためには、その土地の日あたりや風通しの良さを確認しておくことが大切です。周囲に日差しをさえぎる大きな建物があると、日あたりや風通しが悪くなってしまう可能性があります。
住宅地として向いている土地を探すときには、利便性だけでなく周囲の環境も確認しておくと良いでしょう。

ハザードマップを確認しておく

国土交通省より情報提供されているハザードマップには、自然災害による被害の想定区域や避難経路、避難場所などが示されています。被害の原因となるその地域の地形や地盤の特徴なども記されているため、土地を購入する際にあらかじめチェックして安全性を確かめておくことがおすすめです。
豪雨による浸水被害や地震による地盤への影響が考えられる場所であれば、基礎工事の段階で補強しておく必要もあります。


03 feature of Ikoma city area

奈良県生駒市エリアの特徴

快適に長く暮らすためには、地域の特徴や環境を確認しておくことが大切です。
まずは、奈良県生駒市にスポットをあてて、土地坪単価と日照・通風性、過去の災害発生情報をチェックしてみましょう。


生駒市の土地坪単価と特徴

生駒市エリアにおける住宅地の坪単価は、2022年時点で30万円程度となっています。
生駒市は、大阪府内へのアクセスも良く、奈良県の中でも特に居住地として人気の高いエリアです。幼稚園や学校数も十分に備わっているため、子育て世代にぴったりのエリアといえるでしょう。

生駒市の日照・通風性

生駒市の年間日照時間は、1846.8時間(2010年時点)となっています。生駒山や矢田丘陵といった自然に囲まれた土地でもあり、通風性が高い土地といえるでしょう。

生駒市の過去の災害発生情報

生駒市では、2014年に台風や大雨による被害が確認されています。しかし、それ以降自然災害による大きな被害はありません。
今のところ、比較的自然災害の少ない土地といえますが、ハザードマップはしっかりと確認しておく必要があります。

04 feature of Nara city area

奈良県奈良市エリアの特徴
奈良市街眺望 奈良県奈良市

続いて、奈良県奈良市の土地坪単価と日照・通風性、過去の災害発生情報をご紹介します。

奈良市の坪単価と特徴

奈良市エリアにおける住宅地の坪単価は、2022年時点で31.5万円程度となっています。
文化遺産も多く立ち並ぶ奈良市は、その落ち着いた雰囲気が魅力です。大阪や京都へのアクセスも良く、子どもから大人世代まで、長く安心して暮らしやすい環境といえるでしょう。小中学校だけでなく、高校や大学などの教育施設も点在。公園や図書館、美術館などの文教施設もあり、子育て世帯にも魅力のある街です。

奈良市の日照・通風性

奈良市の年間日照時間は、1830.7時間(2010年時点)となっています。文化都市としての景観を守るため、東大寺の大仏殿や興福寺の五重塔を超える高さの建物がないところが特徴です。十分な通風性も期待できるでしょう。

奈良市の過去の災害発生情報

奈良市内では、1953年と1965年に佐保川や岩井川の氾濫が確認されています。その後も川の氾濫等はありますが、大きな自然災害の記録はありません。紀伊山地の山々からも離れた土地であるため、大雨の影響も比較的少ないエリアといえるでしょう。しかし、近年の状況からいつどこで大規模な災害が起こるかわかりません。エリアのハザードマップはしっかりと確認しておきましょう。


注文住宅を建てるなら住まいの総合サービス
VITA ARCHITECTUREへ!

注文住宅を建てる土地探しのポイントと土地の良し悪しを見分けるコツ、奈良県生駒市と奈良市エリアの特徴までをまとめてご紹介しました。家を建てる土地を決める際には、利便性とまわりの環境、日あたりの良さや安全性を確認しておくことが大切です。またあわせてお話を進めている工務店などの住宅会社へ相談することもおすすめします。
生駒市と奈良市は利便性や落ち着いた環境から人気が高く、住宅地として最適なエリアといえるでしょう。

奈良県内でマイホーム建築をご検討の際には、住まいの総合サービスVITAへお気軽にお問合せください。

関連記事:生駒市で水害リスクのあるエリアは?安心して暮らせる注文住宅の土地選び
関連記事:注文住宅の土地探しを始めた方必見!生駒市で土地購入前に知っておきたい基礎知識
関連記事:【生駒市の注文住宅】ハザードマップで見る土地探しのポイント

VITAの開催するイベントを見てみる


生駒市・奈良市の注文住宅の相場はいくら?<br>予算の立て方のコツと建築費

庭のある白い外観の家

一戸建ての注文住宅の魅力は自由に設計できることですが、全体の価格が把握しにくいというデメリットもあります。また、建築費用だけでなく、土地代も含めて計算しなければなりません。そこで今回は、注文住宅の予算の立て方のコツについて説明していきます。奈良県生駒市と奈良市の土地相場も併せてご紹介しているので、ローンを組む際の参考にしてみてください

01 Breakdown
注文住宅の費用の大まかな内訳
新築の注文住宅の価格の内訳は、「建築費」「土地代」「そのほかの諸費用」と大きく3つに分けられます。それぞれにどのような費用が発生するのか把握しておくことが、住宅ローンを組む際のポイントです。ここでは3つの概要を説明していきます。


建築費

建築費の中には、基礎工事や外装工事、内装など、住宅を建てる際に必要な工事価格が全て含まれます。一般的に、ハウスメーカーよりも工務店に依頼すると価格が安くなる傾向があると言われています。
なぜならハウスメーカーは広告費に多くのコストをかけていることが多いためです。どこで家づくりをするかは様々な要因で選択することになりますが、建築費に関しては工務店の方が抑えられる可能性が高いと言えるでしょう。

また、建築費用と同時に発生することが多い費用として、外構費用もあげられます。
外構費用とは、庭や車庫、塀や門などの建物周りの工事に発生する費用です。そのため、建築費と外構費用をトータルで考えておくことが重要です

土地代

注文住宅を購入する際、価格の大分部を占めるのが土地代です。県の中心部や利便性の高い地域に建てる場合は、土地代はあらかじめ高めに考えておく必要があります。また、住宅を安全に建てるため、土地改良工事が必要な場合あるので注意が必要です。


そのほかの諸費用

住宅や土地などの不動産を取得した場合、登記手続きを行わなければなりません。登記手続きには、住宅と土地ともに登録免許税がかかり、司法書士に依頼すると報酬が発生するので、その費用も含めて予算オーバーしていないか、確認しておきましょう。


02 Construction cost & Residential site area

近畿圏の建築費と住宅面積の平均
ここでは、「2019年度 フラット35利用者調査 注文住宅融資利用者の主要指標」を参考に、近畿圏の注文住宅の予算相場を見ていきましょう。

全国の住宅面積の平均は約38坪(125.8平方メートル)。建築費は3,452万円となっています。

地域別の平均的な住宅の面積と建築費は以下の通りです

■ 首都圏
住宅面積平均:約38坪(125.2平方メートル)
建築費:3,769万円

■ 近畿圏
住宅面積平均:約38坪(125.3平方メートル)
建築費:3,553万円

■ 東海圏
住宅面積平均:約39坪(127.8平方メートル)
建築費:3,519万円

■ その他地域
住宅面積平均:約38坪(125.6平方メートル)
建築費:3,275万円


住宅面積はあまり差がないので、ここでは建築費に注目してみましょう。その他地域と比べると、首都圏は約500万円、東海圏や近畿圏は300万円以上価格が高くなっています。そのため、奈良市や生駒市で注文住宅を建てる場合は、割高になることを承知の上、施工する必要もあります。

03 Land price

奈良市と生駒市の土地代の相場は?
土地探し

では実際に、奈良市と生駒市で注文住宅を建てたときの予算相場について解説していきます。

奈良市と生駒市の坪単価平均

まずは奈良市と生駒市の坪単価の平均について見てみましょう。(2023年3月現在)


■ 奈良市 ... 327,000円/坪
■ 生駒市 ... 310,000円/坪

奈良市、生駒市共に坪単価は30万円以上となり、全国的に見ても高めの価格がついています。この理由については、奈良市も生駒市も大阪方面へのアクセスが便利で、商業施設が集まるエリアであることがあげられるでしょう。

奈良市と生駒市のおおよその土地代

近畿圏の注文住宅の敷地面積の平均は、55坪(183平方メートル)です。

これを先ほどの生駒市の坪単価に当てはめると、注文住宅を購入する際の土地代は
30万円×55坪=1,650万円


住宅の大きさにもよりますが、建築費に加え土地代として1,650万円程度がプラスされると考えると、ローンの見通しもつきやすいでしょう。

04 Point

建築費の相場と予算の立て方のポイント

近畿圏の建築費の平均は3,553万円でしたが、奈良市や生駒市の建築費も2,000万円~3,000万円が相場のようです。土地代と合わせてローンを組むのであれば、3,650万円以上はかかる計算となります。
予算内に収まらない方は、土地を小さくして土地代を抑えるか、シンプルな住宅にして建築費を抑えるなどと、価格のバランスを取る必要があるでしょう。


05 Check
建築費別に注文住宅の特徴をチェック!

木の格子美しい黒い外観の家

最後に、建築費別にどんな住宅が建てられるのか、1,000万円、2,000万円、3,000万円台の住宅の特徴をご紹介します。

建築費1,000万円台の住宅

1,000万円台の住宅の場合、無駄を省いたシンプルな造りが特徴です。住宅の形は凹凸が少ない長方形や正方形、屋根は切妻屋根や片流れ屋根にするとコストを抑えられます。

しかし、費用を抑えることで自由度は下がるため、漆喰や無垢材といった人気の自然素材は難しくなり、間取りもシンプルなものになるでしょう。また、費用を抑えることで、性能にも限りがでてきてしまうので良く検討いただくことをおすすめします。

建築費2,000万円台の住宅

2,000万円台の住宅であれば、適度にこだわりをプラスできるでしょう。外装や内装のコストは抑え、お風呂をグレードアップするなど、上手に予算配分をすると希望の注文住宅が実現するでしょう。ここだけは譲れないという設備がある方には、おすすめの価格帯です。


建築費3,000万円台の住宅

3,000万円あれば、平均的な広さの住宅が建てられます。間取りや設備にこだわって、細部まで自由度が高い住宅を建てることができます。マイホーム建築にかけられる予算を把握したうえで、余裕のある方はこれくらいの予算を想定しておくと細かい希望も叶えられるでしょう。


05 Let's take counsel!

奈良市や生駒市の住宅づくりは
VITA ARCHITECTUREへ!

注文住宅建築の要となる予算。「マイホームに憧れはあるけれど、価格的に難しい」と諦める方もいるかもしれません。もし予算の決め方に悩んでいるなら、ぜひ「VITA ARCHITECTURE」へ一度ご相談ください。1級ファイナンシャルプランナーが開催する資金計画セミナーへのご参加もおすすめです。


資金計画セミナー
について詳しく見てみる

生駒市・奈良市で注文住宅を建てる際の住宅ローンの金利相場と金利の種類について

メリットとデメリットの文字

新築で一戸建てを建てる際に、気になるのが「住宅ローン」。どの銀行を選べばいいのか、金利の種類には何があるのか、普段なじみのない言葉だけに悩んでしまうことも多いでしょう。
ここでは、住宅ローンの金利について解説します。今回はメガバンクの住宅ローン金利と、生駒市・奈良市にフォーカスした地銀の金利をご紹介するので、マイホームを建てようか検討中の方は、ぜひご参考に。


01 Type of interest rate

住宅ローン金利にはどんな種類がある?

ここかまずは住宅ローンの金利の種類について説明します。金利のタイプは大きく分けて、「変動型」「全期間固定型」「固定期間選択型」と、3種類があります。


変動型金利

変動型金利は文字通り、金融情勢によって定期的に金利が変動する、というもの。とはいっても毎月のように金利が変動するわけではありません。借入れ時から半年間は金利が固定され、以降半年ごとに金利が見直されます。特徴は、固定型の金利タイプと比較して金利が安く設定されていること。金利が低い状態で推移すれば返済額を抑えることはできますが、当然金利が上昇することもあります。現在の金利だけをみて借入れることは、危険である可能性も。金利の上がり下がりは予測が難しく、変動型での借入れは将来の予測が立てにくいこともあります。しかし銀行に聞けば、経済動向に基づいたある程度の予測を教えてくれるので、上昇することを見越してシミュレーションするなどの対策も立てられます。
なお、住宅の資金に関しては、工務店やハウスメーカーなどの住宅のプロに相談すると、住宅建築を踏まえたシミュレーションをしてもらえることが多いので、ぜひ相談してみましょう。


全期間固定型金利(フラット35)

全期間固定型の金利タイプは、借入れ時から返済終了まで金利が変わらないのが特徴です。
住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して商品提供している「フラット35」が全期間固定型に当てはまります。各金融機関で取り扱いのあるフラット35ですが、金利はそれぞれ異なるため注意が必要です。


固定期間選択型

固定期間選択型は、自分で金利を固定する期間が選択可能です。固定期間が終了したら、その後の金利は変動型に変えるか、もう一度固定型を選ぶか、再び自分で決めることができます。
固定する期間が長ければ長いほど金利は高くなりますが、シミュレーションはしやすいでしょう。固定期間が終了するまでに、変動型にするのか固定型にするのかを銀行に伝えなければ、自動的に変動型に変更されてしまうため注意しておく必要があります。固定期間中は金利タイプを変更できないことや、変動型を一度選んでしまうと再度固定型には戻せないことなど、注意点も多い金利タイプです。


02 Comparison of Housing loan

メリットとデメリットを比較しよう
住宅ローン比較イメージ

固定型・変動型の特徴を抑えたら、メリット・デメリットを比較してみましょう。


変動型のメリットとデメリット

なんといっても、変動型のメリットは金利設定が低いこと。元々低いのに金利がさらに下降することもあるので、条件がそろえば返済額が減る、という嬉しい誤算まで生じます。固定型はどんなに金利が下がっても返済額は変わらないので、景気動向次第では変動型と固定型で大きく金利の差が出てしまうことも。
一方で変動型のデメリットも、変動型ゆえの金利上昇にあります。将来的に世界情勢がどう動くかは予測のしようがありません。金利が上昇したときも毎月返済できるのか、十分な検討が必要です。変動型には、金利が上昇した場合の救済措置として、「5年ルール」と「1.25倍ルール」があります。5年ルールとは、初回の返済から5年間は返済額が上がらない制度のこと。1.25倍ルールは、金利の上昇に伴い返済額が増えた場合も、前回の支払額の1.25倍を超えることはないという制度のことです。優遇されているようにも見えますが、どちらもあくまで返済を先送りする制度に他なりません。最終的には上昇した金利も払う必要があることを覚えておきましょう。


全期間固定型(フラット35)のメリットとデメリット

世界情勢がどう変わろうと、金利は動きません。「金利が上昇するかもしれない...」という心配をしなくてもいいのが全期間固定型のメリットです。また返済額が変わらないため、子どもの成長や家庭の状況など、将来の予測を立てて家計を管理できます。急に支出額が増えないのは、家計を管理する立場としては嬉しいことです。
一方であらかじめ高く設定されている金利は、全期間固定型のデメリット。どんなに金利が下がったとしても返済額は減らず、変動型より利息が多くなってしまいます。


固定期間選択型のメリットとデメリット

家庭の状況に応じて期間を決められるのが、固定期間選択型のメリットです。返済額が変わらないことは、家計管理のしやすさにつながります。子どもが独立する年齢に合わせるなど、家庭の状況をみながら期間を決められるので、将来の予測も立てやすいでしょう。固定期間終了時に、改めて景気動向をチェックしながら金利タイプを選べるのも、固定期間選択型のメリットといえます。
一方で、返済額が急激に上がってしまうリスクがあるのも、固定期間選択型の特徴です。固定期間選択型には、変動型に適用されるような1.25倍ルールがありません。つまり、固定期間終了後に変動型に変更した場合、景気次第で金利が大幅に上昇してしまう可能性があるのです。

03 Changes in interest rates

生駒市・奈良市エリアにおける
地銀の金利推移について

ここからは、実際に生駒市・奈良市エリアの金利を確認していきましょう。合わせて、メガバンクの住宅ローン金利と民間金融機関における金利の傾向も紹介するので、地銀の動向のご参考に!

住宅ローン

メガバンクの住宅ローン金利(2023年3月現在)

■ 三菱UFJ銀行(スマート手続きの場合) 変動型は年0.475%、固定金利選択型(10年の場合)は年1.08%、固定型(35年)は年1.79%となっています。

■ 三井住友銀行(WEB申込専用の場合)
変動型は年0.475%、固定金利選択型(10年の場合)は年1.19%、固定型(35年)は年2.49%です。

■ みずほ銀行(ネット手続きの場合)
変動型は年0.375%、固定金利選択型(10年の場合)は年1.45%、固定型(35年)は年1.69%となっています。

生駒市・奈良市エリアにおける地銀の住宅ローン金利(2023年3月現在)

生駒市・奈良市エリアでは、南都銀行や京都銀行、関西みらい銀行から住宅ローンの借り入れが可能です。条件により金利は異なるため、ここでは最低金利を紹介します。



■ 南都銀行
変動型で年0.775%、固定金利選択型(10年の場合)は年1.58%、固定型(フラット35)は年2.18%となっています。

■ 京都銀行
変動型で年0.775%、固定金利選択型(10年の場合)は年1.30%、全期間固定型は年1.75%です。

■ 関西みらい銀行
変動型が年0.495%、固定金利選択型(10年の場合)は年1.47%、全期間固定型が年1.79%となっています。

2023年3月現在の民間金融機関における住宅ローンの金利傾向

2023年3月時点で、変動型の住宅ローン金利に大きな動きはなく、2010年以降引き続き低金利が続いています。一方で固定期間選択型金利は、多くの金融機関で金利が引き上げられました。2022年2月以降に、長期金利が上昇した影響を受けたためです。米国・欧州でもインフレが続いており、今後日本の金利上昇にも影響を与える可能性があります。住宅ローンを検討中の方は、タイミング次第で金利上昇の影響を大きく受けてしまうかもしれません。

04 Let's take counsel

低金利の今が購入のタイミング!
注文住宅をお考えの方はVITA ARCHITECTUREへご相談ください

今後金利動向が上昇する可能性はありますが、2023年3月時点ではどの銀行も低金利で推移しています。家は大きな買い物だからこそ、できるだけ予算を抑えて購入したいもの。デザイン・性能にこだわった家づくりをするなら、低金利の今がチャンスです。生駒市・奈良市近郊で注文住宅を検討中の方は、ぜひVITA ARCHITECTUREへご相談ください!


【編集】
1級建築士...1名・2級建築士...2名 / 木造建築士...1名 / 宅地建物取引士...5名 / 賃貸不動産経営管理士...2名 / FP1級...1名・FP2級...2名・FP3級...5名 / 行政書士...1名 / AFP...1名



VITAの開催するイベントを見てみる


無料イベント・個別相談へ!

家づくりに関することなら、どんなことでもご相談ください!
お問合せいただいても、無理な営業などは一切ございませんのでご安心ください。

VITA
VITAREAL ESTATE
VITADESIGN